フィッシングカヤック事前知識
レンタル当日までに必ずお読みください
ITOSHIMA’S EYEのフィッシングカヤックレンタルは皆様にできるだけ安くご利用頂くために、
倉庫から海へのカヤックの持ち運びはお客様ご自身でやって頂くシステムとなっております。
もちろん初めてのレンタルの方や分からないことがあればお手伝いいたしますが、
2回目からは基本的にご自身で倉庫から海、海から倉庫への持ち運びのご協力をお願い致します。
ITOSHIMAS EYEは野北漁協や地域住民の方に了承を得ながらカヤックフィッシングを行なっています。
現在野北漁協から許しを頂いているエリアは以下となります。
漁船は前方が高く、スピードを落として走る時にはさらに前が上がり、カヤックなどがいても見えないと言われます。安全確保のため、必ず以下のことをお守りください。
1. 船が向かって来たらカヤックが避ける。船に近づかない
2. フラグはなるべく大きく長いものを使用する。
3. レーダーリフレクターの取り付けを推奨します。
4. 定着網に近づかない。
みんなで約束を守り、信頼を得て徐々にエリアを拡大してもらえるように交渉をして行きたいと考えていますので、ご協力をよろしくお願いします。
当店でレンタルして頂くカヤックには、目立ちやすい工夫をした旗とレーダーリフレクターを装備しております。
裏返しになったカヤックのドライブ部分(プロペラ、フィンの根っこ)を掴み、手前に引くと起き上がります。または、カヤックを横に見て、奥に手をかけ手前に引くと起き上がります。
【もしもの時の為の備え】
カヤック上にあるすべての物へ、リーシュコード(命網)を付ける事が重要です。命の次に大切な釣り道具も転倒したり急激な波などにより海に落としてしまうことがあります。
リーシュコードは100均で購入できますので、事前にご準備ください。
備品及びオプションの破損、紛失は下記金額をお支払いお願いいたします。
・釣具セットの紛失 ¥6,000
・ロッド、リールの破損 各 ¥3,000
・ジグ、タイラバの紛失 各 ¥200
当店は横転し辛いカヤックを使用していますが、万が一落水してしまった時のために落水検知ユニットを取り入れております。
ユニットをライフジャケットに付けていただくことにより、お客様の位置が常にこちらで確認でき、転倒等でユニットが海水につかるとこちらでアラームが鳴ります。
海水から上げるとアラームは鳴り止むので無事が確認できるのですが、鳴り止まない場合は電話で状況確認後に救助に行きますので安心してカヤックをお楽しみください。
また、落水検知ユニットは携帯と連動するため、当日は携帯電話の充電を充分にしておくことと、JM-safety落水検知アプリのダウンロードをお願いします。
出艇後もし何かございましたら、09038282932へお電話下さい。
雨天→お客様判断で出艇可能
雷雨→出艇不可
風速5m/s以上→出艇不可
波高1m以上→出艇不可
以上をふまえましてご予約前日までの予報で出艇中止の場合はご連絡いたします。また、出艇後に急な天候の変化があった場合は電話連絡にて帰港の指示をいたします。
※その際の返金は行なっておりません。
出艇:
9:00〜17:00までレンタルを行なっておりますのでその間に来ていただき、ご自身の道具をカヤックに積み込み、海までカヤックを運んで出艇します。
(専用のタイヤを取り付けるため力がない方でも大丈夫です)
帰艇:
レンタル時間内にお客様の都合でお戻りください。岸に上がる際、50mくらい手前でドライブを待ちあげ、ラダーを引き上げ、パドルに持ち替えてください。
波打ち際に岩がある場所がありますので三角の看板を目印に上陸して下さい。(野北フィッシングエリアマップ参照)
その際追い波に注意して横にならないように、カヤックを波と直角にしながら一気に上陸をお願いします。波が届かない場所までカヤックを引き上げ、ドライブとクーラーをもって施設にお戻りください。
その後スタッフと一緒にカヤックを施設まで運び、終了となります。
特に根ざかな(アラカブやアコウなど)は20cmになるのに5年程かかると言われています。回遊魚と違い根に付いているので、釣り過ぎるとすぐに居なくなってしまいます。
いつまでもいろんなフィッシングを楽しむため20cm以下の根ざかなリリースにご協力ください。
寒さが出てきたこの季節は、風を防げるような装備、アンダーウエアの着用をお勧めしております。
出艇の際は下半身が水に浸かりますので乾きやすい服か着替え、もしくは写真のような膝下が切り離せるタイプの服装が大変便利です。写真の装備はワークマンにて購入。安価で機能性が高いものが多くおすすめです。
転倒時や出帰艇には靴が脱げやすいため、踵付きの靴をご用意下さい。滑りにくいものだと漕ぎやすく、安全なのでおすすめです。
ワークマンショップリンク
https://workman.jp/shop/g/g2300053814059/
https://workman.jp/shop/g/g2300068532030/
10月〜4月までの服装例↓
5月〜9月までの服装例↓
また、十分な量のお飲み物と食べ物のご用意をお願いします。空腹は船酔いの原因になります。
1:当日までに疲労をとり、前夜は早めに就寝する。
2:酔い止め薬「アネロン」を前夜に飲む。
3:酔い止め薬「センパアドリンク」を当日朝に飲む。
酔いやすい方は是非お試し下さい。また空腹時はあまり酔うことがない方でも酔いやすくなりますのでお食事を持参されることをおすすめします。
ルアーやタイラバでの釣りは根がかりが付きものですが、ちょっとした工夫でかなり防ぐことが出来ます!
まず魚探を見て起伏が激しいところは岩礁帯なので特に注意が必要です。
ラインの動きを見て止まるかどうかの時にラインを止めてゆっくり巻き始めます。
ここで大きなしゃくりを入れたり、強く巻くとガツンと根にかかって取れなくなってしまいます。
ゆっくり巻くと引っかかる感じがありますがこの時岩なのか?魚なのか?の見分けは何度も経験しないと判断が付きにくいのですが、魚だとググっともっていかれる手応えがあります岩だとそれはありません。
根がかりであればすぐにテンションを緩めちょんちょんと竿を上げ下げして(テンションを軽くかけたり緩めたり)すると外れる事が多いです。
それでも外れないときには、一旦ラインの出ている方向を確認して、ラインテンションを緩めて、ラインの出ている方向に向かい、もっと先まで大きく回り込み、そこで、またちょんちょんを繰り返す。
くれぐれも、テンションを掛けて回り込まないように。。。
それでも外れないときは、引っ張るしかないのですが、この時、初心者がよくやるミスがあります。
ロッドを立てて、曲げて引っ張ることは絶対にやめましょう!!ロッドは折れます!!!
ラインの向きにまっすぐロッドを合わせてリールにテンションがかかるようにして引っ張ってください。
この時指でスプールを押さえないとドラグで糸が出て行ってしまいます。そうするとルアーが外れるか?ラインが切れてしまいます。
ラインが切れてしまった場合:ラインはリール側にPEライン、その先にリーダーというフロロナイロンやカーボンのラインを大体の場合FGノットで結束しますが、レンタルなどでまだ釣りが間もない方は、FGノットが出来ないのは当然ですね。
そこでDFKのレンタルにはあえてリーダーを8の字結びで結合する方法を使っています。
リーダーが残っていれば、リーダーの先を8の字結びで、リーダーが無くなりPEだけの場合は、まずPEラインの先を8の字結びにして、レンタルに入っているリーダー(すでに用側が8の字結び)と写真の要領で結束してください。
レンタルの魚探はGarmin社ののストライカー4という魚探です。魚探の見方や操作が分かると、カヤックの釣りが一段と面白くなりますので是非覚えてくださいね! 操作ボタンは写真の通りですのでご確認ください。
①まず電源ボタンを長押しすると画像の様にメニュー画面が出てきます。
②移動ボタンでTraditionalボタンにカーソルを合わせて決定ボタンを押すと200kHzの1画面が出てきます。一番上の大きな数字10.5mが水深、その下の0.00knが時速何キロで流れる、または進んでいるか?が分かります。
これはとても重要な情報で、足漕ぎカヤックを普通に漕ぐと約時速5k/hで進みますが、進む方向から2khの流れがあれば、目的地に時速3khで進むことになり、3km進むのに1時間が必要という計算になります。
その下12.2vはバッテリーの電圧で10vを下回ると充電が少なくなっているので魚探がストップしてしまいます。そして一番下の09:06AMは現在の時間です。
次に画面の見方ですが、赤丸がイワシやサバなどのベイトボールとなります。フィッシュイーターはこのベイトを狙って横や下で待ち構えています。黒丸の部分が怪しいですね。。。このような時はベイトが食いあげられているので、チャンスとみて良いでしょう。
③次に戻るボタンを押しメニュー画面からSplit Frequencyを選ぶと画像のように2画面になります。左が200kHzの角度15°照射で真下を、右が77kHzの画面で45°照射で広範囲を見る画面となります。
右で周りの反応を探りながら、左に反応が出た時が真下に来た!ということになりますね。もし右に出て左に出ない場合は、流れている向きが外れているので流し直しとなります。
面倒な方はTraditionalの1画面を選択してください。
④次にメニュー画面に戻りWaypoint Map+Traditional を選ぶと画像の画面になります。左画面にカヤックの現在位置と航跡記録が出ますので、どの方向にカヤックが流れるか?を見る時にはここを見てください。
Waypoint Mapだけを出すことも出来ます。最初の画面は8kmですので、地図が広すぎて航跡が分かりません。
移動ボタンの上を押していくと地図がだんだん狭くなり5mまで狭くできます。そうすると少し動いただけで航跡が出るようになりますので、見やすい地図の大きさを選んでください。
魚が釣れる場所を探す前にやらなければいけないことはその日カヤックがどの方向に流れるか?を把握することです。
野北の場合予測がかなり難しいのですが、大体の場合風向きが一番影響しますが、魚探があればWaypoint Mapで流れを確認するか(魚探操作を確認)、近くの岩や景色を見て今日のカヤックの流れを知ることから始めます。
例えば流れが芥屋方向に流れていた場合、その方向に漕いでいくのはもったいない。目的のポイントに流れるところまで進めば、あとは流れに乗って釣りをしているうちに目的地に到着します。
逆に芥屋方面からの流れの場合、戻りは流れに乗って釣りをする気持ちで今日のメインポイントを考えてください。
釣れるポイントはやはり魚探の反応が一番ですが、野北の場合全く反応がないところで、いきなり大きなあたりがあることもあります。潮目に沿って流すことや、海釣図などのアプリを使用すると、一帯の等高線を見ることができ、瀬の位置や駆け上がり、自分の航跡(赤の線)などが分かりぐんと釣果も上がります。絶対におすすめのアプリですので、次の機会に海釣図の使い方説明を作ります。
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